院長コラム

  • 男性の服用薬による精子および胎児への影響

    以前、妊婦さん服用薬で、胎児に影響を及ぼす可能性がある薬剤について説明しましたが、今回はパートナーの男性が服用する薬剤について説明します。  男性の服用薬が胎児へ影響を及ぼすことがあるのか?男性の薬剤服用が胎児異常発生を...

  • 女性の痛みに対する漢方薬

    昨日、日赤医療センター漢方外来担当の先生から、痛みに用いる漢方薬についてのご講演がありました。今回は、そこでの学びを中心に、当院における漢方薬の処方について説明します。  月経痛への処方○ 芍薬甘草湯筋肉の緊張による急激...

  • もし下腹部にコブは触れたら、それは巨大骨盤内腫瘍かもしれません

    下腹部痛や月経痛などの辛い自覚症状があれば、婦人科を受診される方も多いでしょう。しかし、「下腹部にしこりが触れる」、「最近下っ腹が出てきて、スカートやズボンがきつくなった」程度であれば、そのまま放置される方も少なくありません。もしかすると、...

  • 10代の月経痛が50年後のがん・心筋梗塞・脳梗塞に繋がっているかも

    昨日、東京都の産婦人科医学会に参加し、京都府立医大の先生から子宮内膜症についてのご講演を伺いました。今回は、その講演での学びを中心に、子宮内膜症の早期発見の重要性についてお伝えします。  子宮内膜症とは本来であれば子宮の...

  • 当院の出生前診断について

    昨日、世田谷区・玉川産婦人科医会合同学術講演会が開催され、国立医療研究センター胎児診療科の和田誠二先生から胎児診療についてのお話がありました。この講演会を通して、成育医療センターで行われている高度医療について勉強させて頂き、改めて病診連携の...