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母乳外来

当院の母乳外来は、助産師がマンツーマンでサポートいたします。

母乳外来とは

当院では産後のお母さん達が楽しく笑顔で母乳育児が出来るようサポートする為に、堤式乳房マッサージ法認定者による母乳外来を設けています。

授乳中はその月齢により様々なトラブルが生じることがあります。それぞれのお母さんと赤ちゃんによりトラブルの原因は違うので、それに合わせた解決法を一緒に考えていきます。

当院の母乳外来の特徴

痛くない乳房マッサージ
「お母さん・赤ちゃんの笑顔のために」がモットーの、堤式乳房マッサージ法を取り入れています。
医師による診察・処方が可能です
超音波による診察や、場合によりお薬の処方をさせて頂きます。
他の施設で出産された方も診察可能
当院の母乳外来は、他の施設で出産された方も診察が可能です。お気軽にご相談ください。

堤式乳房マッサージ法とは

堤式というのは、乳房をマッサージするだけではなく産後のお母さんの育児による精神的な疲労や身体的疲労による体の変調もみながら(産後の回復状態、慣れない育児での肩こりや背中こり、冷えなど)行っていくものです。

授乳中だからといって乳房だけを診ていてはトラブルの原因がわかりません。人は、心と体の調和がとれていなければ病んでしまいます。母乳育児で頑張っているお母さん達と赤ちゃん達が笑顔でいられるように乳房マッサージをとおして支援していくものです。また、乳房マッサージは、赤ちゃんが母乳を吸っている状況と同じ心地よい刺激をもって行いますので痛いものではありません。

引用 – 「堤式乳房マッサージ法」公式WEBサイト

http://www.tsutsumishiki.com/

退院すぐのトラブル

  • おっぱいのあげ方がよくわからない
  • 赤ちゃんの体重が増えているのか心配
  • 赤ちゃんが吸ってくれない
  • 乳頭が痛い

これらの悩み、不安は一人では解決できない事もたくさんありますので一人で悩まず是非ご相談にいらして下さい。各々のお母さん、赤ちゃんに合わせてご指導させて頂きます。

おっぱいに痛み・つまり・しこりがある方

1ヶ月をすぎると何となく赤ちゃんのペースがわかるようになり、更に分泌が上がってきます。分泌が上がってくると『おっぱいが痛い』『つまっている感じがする』『しこりがある』などのご相談が増えます。

特に『おっぱいが痛い』時は乳腺炎が疑われます。急に高熱(38℃以上)が出たり、触れると痛かったり、赤くなったりするのは乳腺炎です。まずこうなると一人で治すのは難しいので必ず受診して下さい。

乳腺炎はお母さんが風邪を引いたり、体調が悪い時に起こりやすくなります。日頃から身体を温めて風邪をひかないように注意することも大切です。実際乳腺炎になると『あれ?おかしいな』と思ってから2~3時間位で症状がどんどん強くなる事がありますので、早めの受診をおすすめします。

また、『つまった感じ』や『しこって硬い』『すっきりしない』などの症状も乳腺炎の予備軍です。自分で温めたり、マッサージ等はせず、早めに受診して悪化させないようにしましょう。

乳頭に白いものができた方

これは大きなくくりで言うと白斑(はくはん)といいます。原因は様々で一概には言えませんが、赤ちゃんが正しく吸ってくれなかったり、また分泌不足で赤ちゃんが必死に吸って強い圧力がかかりすぎてしまうことも原因のひとつです。決して自分で針でつついたり、むいたりしないで下さい。そこから感染をおこして乳腺炎を起こしてしまうこともあります。痛みがなくてもトラブルのはじまりになる事が多いので是非ご相談下さい。

卒乳/断乳について

赤ちゃんが自ら『おっぱいいらない!』と飲まなくなる事を卒乳といい、お母さんが時期を決めて母乳をやめる事を断乳といいます。

いずれにしても、すっと授乳していたのがなくなる訳ですから、おっぱいはパンパンになります。パンパンになったおっぱいは搾らないと乳腺炎になってしまいます。残っている乳汁を排出しつつも機能を落としていくのが卒乳/断乳マッサージです。搾乳しなくても何の症状もなく終える方もいらっしゃいますが、マッサージを受けていただいた方が次のお子様の授乳時にトラブルを起こしにくくなります。

断乳をお考えの方は一度当院にご連絡頂き、あらかじめ卒乳相談をお受けいただいてからのスタートをお願いします。

母乳外来スケジュール

日・祝
9:00~11:00 ×
13:00~15:00 ×

完全予約制になっておりますので、受診の際はお電話にてご連絡ください。

△=状況によりお受けできる事もありますので、お電話にてご確認ください。

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