院長コラム

  • 子宮頚がん検査の液状検体細胞診(LBC法)について

    従来の子宮頚部細胞診では、医師が子宮頚部から専用ブラシを用いてスライドガラスに塗抹・固定し、その検体を検査会社に送り、そこで染色・鏡検・診断される、という流れになっています。しかし、細胞診の精度に関して問題点が指摘されているため、アメリカを...

  • 性交経験前にHPVワクチンを接種しないと、30歳以上になったら面倒なことになるかも。

    HPVワクチン(子宮頚がんワクチン)の重要性・必要性について、以前のコラムでも説明しましたが、ワクチンを接種することで子宮頚がんのリスクが減ることは、ほぼ皆さんご理解されていると思います。しかし、「毎年子宮頚がん検診を受けて、子宮頚がんの手...

  • 現代女性は月経の回数が多過ぎます

    月経困難症や子宮内膜症といった婦人科疾患は昔に比べて増加していますが、その理由の一つとして、月経の回数が昔に比べて増えていることが挙げられています。今回は、月経困難症の第1選択として用いることが多い「ヤーズフレックス」について説明します。...

  • “加熱式たばこ”も有害です

    前回に引き続き、受動喫煙に関する情報を共有したいと思います。今回は、最近急増している加熱式たばこ(アイコス、グロー、ブルーム・テック)の有害性について説明します。  “加熱式たばこ”とはたばこを直接燃やして吸うのではなく...

  • 受動喫煙は、あなたの想像以上に危険です

    先日、玉川医師会にて受動喫煙に関する勉強会がありました。タバコの害については理解している方も多いと思いますが、受動喫煙の被害については、あまり浸透していない印象があります。実は、私自身も知らない事が多く、大変勉強になりました。今回は、受動喫...