院長コラム

  • 11月1日は“いい医療の日”

    医療とは、「医術で病気を治すこと。治療。」あるいは「健康と病気に関する人間の様々な諸実践のこと。」などと辞書では定義されています。今回は「いい医療の日」にちなんで、一開業医が目指す医療について考えてみました。  標準的医...

  • 卵巣がんの予防・早期発見は可能か?

    女性の200人に一人が卵巣がんで亡くなるといわれています。子宮頚がん・体がんで亡くなる方は300~400人に一人と言われていますので、婦人科悪性腫瘍の中でも卵巣がんは死亡率が高いといえます。早期発見が難しい卵巣がんですが、日本産科婦人科学会...

  • 妊娠期・産褥期の向精神薬服用について

    先日、日本周産期メンタルヘルス学会の学術集会に参加してきました。妊娠前、妊娠中、産褥期の様々な精神的なトラブルに対する予防法・治療法・対応策など多くの発表があり、大変勉強になりました。今回は、学会のシンポジウムのテーマにもなった、妊娠期・産...

  • 子宮頚がんの一次予防と二次予防

    近年わが国でも、少しずつ子宮癌頚がん検診の受診率が上昇していますが、いまだ40%程度に留まっており、目標の50%に届いていないのが現状です。東京都予防医学協会が発行する「よぼう医学 秋号」に、若い世代の子宮頚がん検診受診率アップを目指した特...

  • 当院における染色体検査の対応

    先天性疾患は生まれてくる赤ちゃんの3~5%に認められ、そのうち染色体異常は25%程度と言われています。先日、国立成育医療研究センター遺伝診療科の先生から、染色体異常に関するご講演があり、いろいろ勉強させて頂きました。今回は、染色体検査に対す...