院長コラム
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女性ホルモン製剤使用の落とし穴
思春期から中高年期に至るまで、女性ホルモン製剤を使用することで健康になり、生活の質が向上する女性は大勢いらっしゃいます。ただし、その服用上の注意を守らないと、健康を損ねてしまう事も少なくありません。今回は、女性ホルモン製剤服用の際に注意すべ...
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東京産婦人科医会主催の臨床研究会に参加して
私が所属しています東京産婦人科医会主催の講演会に参加してきました。日本大学医学部産婦人科学分野教授の川名敬先生から「子宮頚がん検査及びHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン」について、国立成育医療研究センター女性総合診療センター女性内科診...
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そもそもHPVワクチン接種お勧めの年齢は?
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンのキャッチアップ世代の方が、3回とも無料で接種するためには、今月31日までに最低1回は接種する必要があります(令和7年3月6日現在)。ただし、自腹でお支払い頂けるのでれば、キャリアアップのキャンペーン...
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月経周期に伴う心と体の変化
思春期に初経を迎えてから、更年期に閉経を迎えるまで、妊娠・授乳期などを除き、多くの女性は月経とともに生活することになります。月経周期は「月経期」「卵胞期」「排卵期」そして「黄体期」の4つの時期に分ける事ができます。今回は、桃の節句にちなみ、...
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更年期障害に対する薬物療法
我が国の定義では、閉経の前後5年間、計10年間を更年期といいます。女性ホルモンの低下に伴うホットフラッシュ、抑うつなどの身体症状・精神症状を更年期症状といい、生活に支障をきたす程に強い場合を更年期障害と言います。今回は、患者さんの生活の質を...