院長コラム
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性感染症予防を習慣に
毎年11月25日から12月1日までの1週間は「性の健康週間」です。性の健康医学財団はこの期間を中心に、積極的な性感染症予防ための普及啓発を呼びかけています。今回は、特に若年者に向けて、性感染症の予防について説明します。 ...
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「人間を幸福にする医療」とは
2018年のノーベル生理学・医学賞に輝きました京都大学の本庶佑先生が、2009年にお書きになられた「命とは何か 幸福・ゲノム・病」は「第一章 幸福感の生物学」から始まります。今回は、本庶先生の幸福感についてのお考えをご紹介し、この本から私が...
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乳がんの内分泌療法の副作用に対して、婦人科開業医ができること
乳がんの70~75%にはエストロゲンという女性ホルモンの受け皿(受容体)があり、エストロゲンがその受容体と結合することによって、がんの増殖や転移が活性化されます。そこで、エストロゲンの影響を抑制する内分泌療法が、術後の再発防止の補助療法とし...
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子宮頚部病変に対する妊孕性温存手術 ~第一回新大橋婦人科フォーラムから~
先日、東邦大学医療センター大橋病院産婦人科主催の「第一回新大橋婦人科フォーラム」に参加してきました。特別講演「子宮頚部病変に対する妊孕性温存手術」のお話が大変勉強になりましたので、今回は一部情報を共有させて頂きます。 ...
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閉経後性器尿路症候群に対する治療 ~外陰・腟レーザー治療を中心に~
閉経に伴うエストロゲン(女性ホルモン)の減少により、外陰・腟に萎縮変化がおこり、それに伴い様々な不快な身体症状が出現します。これを「閉経後性器尿路症候群:GSM(Genitourinary Syndrome of Menopause)」とい...