院長コラム

  • 暑い夏に更年期障害が悪化してきた方へ

    閉経前後の10年間を更年期と言い、多くの日本人女性の場合、45~55歳がその時期にあたります。この年代の女性は、卵巣機能の低下に加えて、家庭や職場での環境の変化が大きいことから、様々な心身のトラブルに見舞われやすいと考えられています。特に暑...

  • 更年期女性に対して当院で処方することが多い睡眠薬

    産婦人科の外来診療でも、不眠を訴える患者さんは少なくありません。特に、更年期障害として睡眠障害がみられる方は多く、ホルモン補充療法(HRT)のみで不眠が軽快する方もいらっしゃいます。その一方で、HRTのみでは不眠が改善しない方、あるいはHR...

  • 日本産婦人科医会性教育指導セミナー全国大会に参加して

    先日、奈良市で開催されました性教育指導セミナーに参加してきました。性教育に携わっている医療従事者や教育関係者など、多くの方々が全国から集まり、非常に学びの多い講演会でした。今回は、特に印象に残ったテーマについて、私見を交えながらお話致します...

  • 「月経前障害(PMD)」の様々なパターン

    月経前の様々な身体的・精神的な症状を月経前症候群(PMS)といい、PMSの中で特に精神症状が主体で強いものは「月経前不快気分障害(PMDD)」と呼ばれていますこれらの病名、特にPMSは、比較的多くの女性に知られるようになってきましたが、最近...

  • “切れ目のない”サポートを目指して

    当院は「リスクが少ない妊婦さんの産科管理」「思春期から老年期にかけての婦人科トラブルの診療」「子宮頚がんワクチン接種や子宮がん検診などの予防医療」を“3本柱”として日常診療を行ってきました。また、産婦人科領域の情報発信として、中学校・高校の...