院長コラム

  • 若年女性におススメの避妊法は?

    予期しない妊娠を防ぐには、性交しないことが唯一確実な方法ですが、性交するのであれば、できるだけ妊娠率が低い避妊法を行うことが必要です。ただし、年齢や体質、健康状態によっては使えない避妊法があるため、注意しなければなりません。今回は、特に若年...

  • 分娩後の月経困難症への対応について

    月経困難症に苦しんでいる方でも、妊娠すれば月経が止まるため、一時的にその苦しみから解放されます。ただし、分娩後に再び訪れる月経トラブルの事を考えると、強い不安を感じる方も多いと思います。そこで今回は、分娩後の月経困難症に対するホルモン療法に...

  • 「母と子のメンタルヘルスフォーラム」に参加して

    少子化が進む一方、妊娠中や産後に様々なメンタル不調を訴えられる妊産婦さんは増えています。さらに、育休を取る男性が少しずつではありますが増加している中、父親のうつ病が増えている事も問題となってきました。年に一回開催されております「母と子のメン...

  • 低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)服用中の出血対応

    月経困難症の治療薬として、女性ホルモン製剤であるLEPが広く使用されています。ただし、治療効果が高い反面、副作用の不正出血に悩まされる方も少なくありません。不正出血を完璧に抑える方法は残念ながらありませんが、比較的有効な対策をいくつか紹介し...

  • 経口避妊薬(OC)と低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)との共通点

    卵胞ホルモン(エストロゲン:E)と黄体ホルモン(プロゲスチン:P)の合剤(EP剤)のうち、避妊を目的に使用する薬剤を「経口避妊薬(OC)」といい、自費診療となります。一方、月経困難症や子宮内膜症に伴う疼痛などの治療目的に使用する薬剤を「低用...