院長コラム

  • 月経(生理)をずらす方法 ~早める方法と遅らせる方法~

    夏休みに入り、旅行や海水浴、プールなどを楽しみにしている方も多いと思います。ただし、月経とイベントが重なってしまうと、楽しみも半減してしまうかも知れません。今回は、当院で行っております「月経周期の移動法」について説明します。 〇使...

  • ジエノゲスト(黄体ホルモン剤)による精神症状と漢方薬

    子宮内膜症や月経困難症に対する治療として、ジエノゲスト内服が広く行われています。偽閉経療法に比べて血中のエストロゲン濃度を下げ過ぎないことから、ジエノゲストは長期にわたって安全に使用できる薬剤といわれています。ただし、不正出血などの副作用を...

  • 子宮体がん術後のホルモン補充療法

    子宮体がんの好発年齢は50歳前後ですが、自然閉経前に子宮全摘出を余儀なくされる方も少なくありません。その際、卵巣を温存することもありますが、両側の卵巣を摘出すること(外科的閉経)もあります。その場合、女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減...

  • HPVワクチンと低用量ピルに関する3つの“誤解”

    最近、外来の患者さんから3つのお話を伺いました。これらは“誤解”ではあるものの、その方々の個人的な思い違いではなく、ネットでも流れている情報であったとのことです。今回、その3つの“誤解”について説明します。 誤解1.「HPVワクチ...

  • 当院開院55周年 ~これからも女性の健康のために~

    1968年7月1日に開院した当院は、本年7月1日で“55歳”となりました。これまで当院が地域医療に携われてこられましたのも、多くの方々のお力添えのお陰です。診察やお産場所として当院をお選び頂きました方々、医療連携でご対応頂きました医療施設の...