院長コラム

  • 女性のライフサイクルと性感染症

    現在、世界で毎日100万人以上の人が、何らかの性感染症にかかっているといわれています。わが国でも梅毒の増加が問題になっており、当院でも日々性感染症の診察・治療を行なっています。本日は、日本医師会雑誌2018年3月号から「Women’s he...

  • 自衛隊中央病院との連携

    先日、玉川医師会学術講演会におきまして、自衛隊中央病院産婦人科部長の先生から、「自衛隊中央病院における産婦人科医療の取り組みについて」のご講演を拝聴しました。世田谷区池尻の世田谷公園近くにあります自衛隊中央病院は、当院近隣の方にとりましても...

  • 「小さく産んで、大きく育てる」は大間違い

    巷では「赤ちゃんが小さいと分娩が楽で、出血量も少なく、産後の回復も早い」「小さく生まれても、その後大きく育てれば問題ない」といった都市伝説が流布しています。今回は日本医師会発刊雑誌「環境による健康リスク」から『胎児の環境としての母体と生活習...

  • タイトルなし

    日本人が生涯のうち尿管結石になる確率は約10%で、男性では7人に一人、女性では15人に1人が罹患するといわれています。確かに男性に比べると女性は半分程度ですが、食生活の欧米化などにより、今後更に増えることが予想されています。今回は、“分娩の...

  • 当院における人工妊娠中期中絶の対応

    当院では、母体保護法を遵守する形で、妊娠12週以上、22週未満の妊娠中期中絶を行なっています。ただし、母体合併症がある方、前置胎盤の方、単なる妊娠中絶を希望されている方についてはお断りしています。今回は、当院での適応と手術の流れなどについて...