院長コラム
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帯下を中心としたデリケートゾーンの悩みに対する解決策
20~50代の女性を対象としたある調査では、20%の方がデリケートゾーンの悩みを抱えているとの事です。今回は、先日開催された「性の健康セミナー」の講演内容を参考に、帯下(おりもの)、におい、かゆみなどへの解決策について説明します。...
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妊娠中・授乳中でも抗うつ剤は服用可能です
女性のうつ病の発生頻度は男性の2倍で、月経前後、周産期、更年期の時期に増えることが知られています。特に周産期は、ホルモンの変動、心理的・社会的環境因子などが絡み合って、妊婦さんの7~13%、産後6か月以内の女性の10~15%に周...
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子宮内膜症に対する黄体ホルモン療法による不正出血
黄体ホルモンは子宮内膜組織の増殖を抑制する働きがあるため、子宮内膜症の治療薬として黄体ホルモン製剤を用いることがあります。中でも「ディナゲスト錠」は効果が高く、広く用いられていますが、副作用として不正出血をきたすことが少なくありません。今回...
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2月4日は「風疹の日」~風疹ゼロを目指すために~
日本産婦人科医会は厚生労働省支援のもと、オリンピック・パラリンピック開催の2020年までに風疹をゼロにすることを目標に、「“風疹ゼロ”プロジェクト」を2017年に立ち上げて様々な活動を行なっています。そして、いよいよ今年が目標としていたオリ...
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低用量ピルや低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬を服用している方が,手術をすることになった時
思春期から性成熟期の女性で、避妊目的で低用量ピル(OC)を服用している方、月経困難症の治療として低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)を服用している方が増えてきました。OC・LEPを服用中の方が何らかの手術を受ける場合は、「血栓症...