院長コラム

  • 世田谷区検診はお済みですか?

    3月に入り、令和元年度もあと1か月をきりました。今年度の世田谷区検診をまだ受けていらっしゃらない方も、まだ間に合います。今回は、当院で対応しています世田谷区検診について説明します。  子宮頚がん検診20歳以上の性体験があ...

  • 子宮内膜症が「現在」と「将来」の生活に与える影響

    子宮内膜症は月経痛などの疼痛を引き起こし、不妊症の原因にもなる重大な疾患です。しかし、子宮内膜症が生活に与える影響についての患者さんの立場からの研究はあまり多くはなく、これまでは医師の立場からの研究が中心でした。昨年発行されました「日本女性...

  • 40歳以上で不正出血がみられたら、子宮体がん検査をお勧めします

    子宮体がんの患者さんは近年増加しており、2007年以降は子宮頚がん(浸潤がん)の頻度を上回っています。体がんの好発年齢は50代であり、患者さんの約75%は閉経後女性です。ただし、40歳未満の若年体がん例も体がん全体の約5%を占めるといわれて...

  • 当院における妊娠中の花粉症対策

    2020年の今年、花粉の飛散時期が早く飛散量も多いのか、当院でも連日花粉症に悩まされている妊婦さんが受診されています。今回は、「妊娠と授乳」(南山堂)、「周産期医学2018年1月号 産科の薬物療法」(東京医学社)などを参考に、当院での花粉症...

  • 当院における妊娠中の健診と助産師による指導

    当院はリスクの低い妊婦さんの分娩を取り扱っておりますが、妊娠中に母児に異常が認められ、高次施設への転院が避けられないケースもあります。できるだけ早めにリスクを見つけ出すため、「産婦人科診療ガイドライン 産科編2017」を遵守して妊婦健診を行...