院長コラム
-
子宮頚がん検診は2年毎に受けましょう ~「子宮頚がん検診ガイドライン」2019年度版から ~
先日、国立がん研究センターは「有効性評価に基づく子宮頚がん検診ガイドライン」2019年度版を公開しました。今回はこのガイドラインを基に、当院での子宮頚がんのポイントを説明します。 〇検診対象は20~70歳、検診間隔は2年世田谷区の...
-
当院での「クロミッド錠」を用いた排卵対策
当院では専門的な不妊検査および治療は行っていません。ただし、不妊専門施設での診察はご希望されず、排卵時期の確認を望まれる方に対しては、タイミング指導を行っております。その際、無排卵周期症や排卵遅延の方に対して、クロミフェンクエン酸塩(CC:...
-
異所性妊娠の診察
排卵日(性交日)を妊娠2週0日とした場合、一般的に市販の妊娠反応検査は、妊娠3週後半から4週頃から陽性となります。また、多くの場合、妊娠5週頃から子宮内に胎嚢(胎児を入れている袋)を経膣超音波検査で確認できるようになります。つまり、妊娠反応...
-
更年期障害に対する治療法(2)~向精神薬・自律神経調整薬・プラセンタ(メルスモン注射薬)・腟外陰レーザー治療(モナリザタッチ)~
更年期症状の治療の主流はホルモン補充療法(HRT)と漢方療法ですが、これらだけでは多岐にわたる症状の改善が困難である場合があります。そのような時、症状にあわせて向精神薬・自律神経調整薬・プラセンタ(メルスモン注射薬)・腟外陰レーザー治療(モ...
-
更年期障害に対する治療法(1)~ホルモン補充療法(HRT)・漢方療法~
更年期症状は、のぼせ・ほてりなどの血管運動神経症状、不眠・不安・抑うつなどの精神症状、肩こり、腰痛、関節痛などの筋肉神経症状、腟・外陰部の乾燥感、灼熱感、疼痛、かゆみなどの腟・外陰部症状など、多岐にわたります。また、その主たる原因は卵巣機能...