院長コラム

  • お勧めの避妊法

    意図しない妊娠、望まない妊娠を避けるには、より効果が高い避妊法を実践することが必要不可欠です。今回は、「産婦人科の実際2021年1月号」(金原出版)を参考に、様々な避妊法の特徴をお伝えします。 低用量ピル(OC・LEP)OC・LE...

  • コロナ禍のストレスに対する漢方薬

    新型コロナウイルス感染の第5波がようやく収まりつつありますが、冬には第6波がくることが予想されています。そのようなコロナ禍の中、いらいら・不眠・不安などの精神的ストレスに悩まされている方も少なくありません。今回、「柴胡(サイコ)」という精神...

  • 当院における妊娠12週未満の人工妊娠中絶術および流産手術の方法

    妊娠12週未満の人工妊娠中絶術および流産手術は、必ずしも大きな手術ではありませんが、一定の頻度で子宮内容遺残や子宮穿孔などの合併症が認められます。当院では産婦人科診療ガイドラインにのっとり、できるだけ合併症の発生を抑えるよう心掛けています。...

  • 五苓散の効能と処方の実際

    五苓散(ゴレイサン)は、むくみ、水様性下痢など“水毒”に用いられる漢方薬です。水毒とは水分の代謝障害の事で、全身的・局所的浮腫、体液の分布異常などを含みます。今回は、五苓散の効能と、当院での処方の実際について説明します。 五苓散の...

  • 尖圭コンジローマの予防と治療

    尖圭コンジローマとは、外陰部・肛門周囲・腟内・子宮頚部などに“良性のイボ”を形成する性感染症です。ローリスク型のヒトパピローマウイルス(HPV)である6型・11型が原因であり、がんに変化することはありませんが、再発を繰り返す可能性や、経腟分...