院長コラム

  • 妊娠希望がある方の月経困難症に対する薬物治療

    現在、月経困難症の治療として低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)が主流となっています。しかし、LEPは経口避妊薬と同じく排卵を抑制する作用があるため、避妊したい方には大変有用ですが、すぐにでも妊娠をご希望されている方には望ましく...

  • 腟からの病原菌侵入を阻止するエストロゲンの役割

    妊娠するためには精子を腟内に受け入れて、子宮内に引き込み、卵管へと運ばないといけません。また、卵巣から腹腔内に飛び出た卵子は、卵管の先端にある卵管采で捉えられ、卵管内を移動する必要があります。このことは、外界と腹腔内が、腟・子宮内腔・卵管と...

  • 淋菌感染症の症状・治療

    性感染症というと、最も罹患者が多いクラミジア感染症、疼痛が強い外陰ヘルペス、イボが気になる尖圭コンジローマ、最近急増中の梅毒が思い浮かぶかもしれません。しかし、あまり自覚症状はみられないものの、日常診療で時折遭遇するのが淋菌感染症です。今回...

  • 胎盤関連産科合併症・早産の予防としてのマルチビタミンサプリメント

    妊娠する1か月前から妊娠6週末まで葉酸をサプリメントで1日400μg摂取すると、二分脊椎などの神経管閉鎖障害のリスクが軽減することが広く知られています。そのため、妊娠初期まではきちんと服用する方は多いのですが、その後服用を止めてしまう方が少...

  • 超音波検査によるエストロゲンの評価

    卵巣にある卵胞(卵子を入れている袋)から卵胞ホルモン(エストロゲン)は分泌されます。エストロゲンは子宮内膜を肥厚させる作用があるため、超音波検査で子宮や卵巣を観察することにより、ある程度卵巣機能を推定することができます。今回は、「わかりやす...