院長コラム

  • 妊娠希望がある方の子宮筋腫の取り扱い

    妊娠の高齢化に伴い、子宮筋腫を合併している妊婦さんは増加しています。子宮筋腫の大きさ、数、発生場所によっては、妊娠中、分娩時、分娩後に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。今回は、「産婦人科診療ガイドライン」の婦人科外来編(2020年)およ...

  • 中高年のメタボ・フレイル対策

    この2年間、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出を控えることが多くなり、日々の運動量が以前と比べて減少した方も多いのではないでしょうか。特に中高年の場合、運動量の減少はメタボリックシンドロームやフレイル(心身機能の低下により要介護に陥り...

  • 新型コロナウイルス感染対策を一部緩和しました(令和4年6月)

    全国的に新型コロナウイルス新規感染者の減少傾向がみられています。また、3回目の新型コロナワクチン接種も、希望者の方に対してはほとんどが終了し、今後は60歳以上の高齢者や基礎疾患をお持ちの方々への4回目のワクチン接種が始まります。このような状...

  • アンガーマネージメントと婦人科診療

    6月6日は、「ム(6)カム(6)カ」の語呂合わせから、「アンガーマネージメント」の日に制定されているそうです。アンガーマネエイジメントとは、怒りの感情と上手く付き合う方法の事で、「怒りの感情が出たら6秒数える」「ゆっくり深呼吸する」「怒りの...

  • 医師となって30年~反省と今後の取り組み~

    手元にある私の「医師免許証」には、交付日平成4年5月29日とあります。つまり、1992年5月に医師となり、今年2022年5月で30年が経過したことになります。30年間、日々学びながら、患者さんの診療に携わって参りましたが、今なお未熟な点も多...