院長コラム
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子宮筋腫・子宮内膜症に対する偽閉経療法二つのタイプ
子宮筋腫や子宮内膜症は、エストロゲンという女性ホルモンの影響で増大・増悪することが知られています。そのため、エストロゲンの分泌を抑えて、人工的に閉経状態にする“偽閉経療法”が薬物療法の中心となっています。今回は、エストロゲン分泌のメカニズム...
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当院で分娩される方は妊娠中“葉酸+マルチビタミン”サプリメント「エレビット」の摂取を
妊娠前から妊娠初期にかけて葉酸(ビタミンB群の一種)不足が、二分脊椎などの胎児の障害リスクを増加させることは、広く知られるようになりました。ただし、妊娠中期以降の葉酸やマルチビタミンの有用性ついてはあまり知られていないのが現状です。今回は、...
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低用量ピル服用の方は長距離移動にご注意を
先日、世界的ミュージシャンであるジャスティン・ビーバーさんの奥さんで、モデルのヘイリー・ビーバーさんが脳梗塞のため入院していた、との報道がありました。詳細は分かりませんが、最近低用量ピルを飲み始めた事、新型コロナウイルスに感染したこと、長時...
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ゴールデンウィーク明けの“新型コロナウイルス感染拡大”に備えて、3回目のワクチン接種を
いよいよ、4月29日から令和4年のゴールデンウィーク(GW)が始まります。現在、東京では新型コロナウイルス新規感染者の数はゆっくり減少しています。しかし、今年のGWは昨年とは異なり、国も特別に対応策を講じていないため、国内旅行などで人の流れ...
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妊娠は計画的に~妊娠の年齢とインターバル~
母体年齢が35歳以降になると、自然妊娠の可能性が減少することが知られており、「何歳で妊娠するか?」を計画することは、ご家族のライフプランを考える上で非常に大切です。今回は前回に引き続き、「日本産科婦人科学会雑誌 2022年4月号」の特集記事...