院長コラム

緊急事態宣言解除後の当院の対応 ~リバウンドを防ぐために~

令和3年3月21日で東京都も緊急事態宣言が解除されました。
ただし、新規感染者は増加傾向にあり、変異ウイルスの感染拡大も懸念されています。当面は、リバウンドをいかに防ぐかが課題となります。
今回は、緊急事態宣言解除後の当院の対応について説明致します。

 

外来診療のお付き添いについて

できるだけ待合室の密を避けるために、妊婦健診のご主人のお付き添いは、引き続きご遠慮頂きます旨、ご了承下さい。
ただし、陣痛や破水などの入院時、妊婦さんの下腹部痛や出血などの緊急時は、むしろご家族の方とご一緒にご来院して頂ければと思います。
また、外来診察は予約の方を優先しており、予約外の方にはかなりお待ち頂く場合がございます。その際には、一旦外出して頂くことが可能です。

 

立ち会い分娩について

当院での立ち会い分娩は、引き続き中止と致します。
分娩後、お母様、赤ちゃんが落ち着きましたら、15分程度ですが、ご主人にも分娩室にお入り頂くことが可能です。
もし、分娩後2時間以内にご来院ができない場合は、後日、外来診療終了後の待合室で、ご家族だけのお時間を設けさせて頂きます。

 

入院中のご面会について

分娩後のご面会も、原則としてご遠慮頂きます様、宜しくお願い申し上げます。
物品の受け渡しなどが必要な場合は、スタッフが間に入り対応しますので、お声かけ下さい。
尚、分娩誘発、流産手術、重症妊娠悪阻に対する点滴治療など、産褥以外でご入院される場合もご家族のご面会ができない旨、ご了承下さい。

 

妊婦さんには心細い状況が続きますが、スタッフ一同、しっかりとサポートさせて頂きます。
立ち合い分娩が可能な施設への転院がご希望の方は、紹介状をお渡ししますので、ご遠慮なくお申し出下さい。
今後、大きな第4波が起こらずに感染が収束し、オリンピック・パラリンピックが無事に開催されるような状況になりましたら、条件付きで立ち合い分娩再開も検討したいと考えております。
今後も随時、当院の取り組みについてお伝えして参ります。