院長コラム

母校である都立青山高等学校の学校医(産婦人科)に就任致しました

この度、ご縁があって都立青山高等学校の学校医をさせて頂く事となりました。
実は私、約40年前の昭和58年に“青高”を卒業しました。学校医として母校に恩返しができる機会が与えられて、嬉しく思うと同時に大きな責任を感じております。

東京都では令和4年10月より、「都立高校等での生涯の健康に関する理解推進及び相談体制等の整備」事業の一環として、都立高校に産婦人科専門医を学校医として任用する取り組みが始まりました。
産婦人科医として直接健康診断を担当するものではなく、生徒さんの抱える思春期特有の身体的悩みに対する相談や、健康教育などが主な目的です。
事業初年度は都内13校が対象となっており、私も所属しております東京産婦人科医会学校保健委員会のメンバーが、それぞれの学校に任用されることになりました。

先日、都立青山高校の校長先生、養護教諭の先生方とお話を致しましたが、生徒さんの健康問題に関して、皆様とても熱心でいらっしゃいました。
私自身は性教育授業など、思春期の健康教育に対して本格的に取り組むようになってまだ1年程度ですが、産婦人科専門医として(そして“先輩”として)、先生方と協力しながら生徒さんたちの健康管理をサポートしていきたいと考えております。
そして、学校医としての経験を活かして、今後さらに地域の中高生への健康教育にも力を入れて参ります。