院長コラム

当院では2023年以降も膣・外陰レーザー治療(モナリザタッチ)を行って参ります

閉経後女性の膣・外陰部の不快症状(乾燥感・かゆみ・灼熱感・匂い・性交痛など)に対し、ホルモン補充療法(HRT)が広く行われております。
ただし、全身投与あるいは局所投与のHRTだけでは膣・外陰部症状が改善されない方も少なくありません。
また、乳がんの術後など、HRTが施行できない方の膣・外陰部症状への対応は限られております。
そのような方々に対して、膣・外陰レーザー治療(モナリザタッチ)はある程度効果を発揮しておりました。
そのような中、今年改訂されました「産婦人科ガイドライン 婦人科外来編 2023」には、閉経後女性の膣・外陰部の不快症状の治療法として、“レーザー治療”が外されてしまっております。大規模研究がなされておらず、その効果が不明瞭であることがその理由のようです。
確かに当院でも、レーザー治療で改善しづらい患者様もいらっしゃいましたが、通常3回の施術を行うところ、1回の施術でもかなり軽快された方々が多くいらっしゃいます。
今後も当院では、閉経後女性の膣・外陰部不快症状の治療法の一つとして、炭酸ガスレーザー治療「モナリザタッチ」は続けて参ります。 尚、現在当院では、モナリザタッチ1回目:33,000円、2回目以降:55,000円(いずれも税込)で施術しております。
ご希望の方には、初診時に診察した後、レーザー治療について説明させて頂き、ご納得頂けましたら施術日をご予約致します。
膣・外陰部不快症状にお悩みの方は、是非一度ご検討下さい。