院長コラム

オミクロン株の感染拡大により、全国的に新型コロナウイルス感染第6波の真っ只中ですが、新型コロナワクチン3回目接種に向けて、現在準備が進んでいます。
特に妊婦さんは、コロナ感染による重症化リスクが高いことが知られており、世界的にも3回目のワクチン接種が推奨されています。
当院でも来週から、妊婦さん・授乳婦さん対象の新型コロナワクチン接種を開始します。今回は、その概要についてご案内致します。

【対象】

• すでに新型コロナワクチン接種の2回目を終えられている妊婦さんおよび授乳婦さん
• お手元に自治体から接種券が届いている方
• 2回目の接種から、6か月以上経過している方
• 今回初めての接種をご希望される方は、スタッフにご相談下さい。

【接種枠・予約方法】

• 令和4年2月24日（木）より、木曜日・土曜日の14：10・14：20・14：30・14：40・14：50・15：00の1日6枠。
• 完全予約制です。診療時間内でのお電話・ご来院で受付致します。
• ご希望の枠が予約できないことがある旨、ご了承下さい。

【ワクチンの種類】

• ファイザー社製
• 前回モデルナ社製を接種されている方も接種可能です。

【接種の流れ】

• 予約時間になりましたら、診察券・接種券・予診票をお持ちの上、ご来院下さい。
• 体温、体調、予診票に異常なく、医師が接種可能と判断した方が、接種の対象となります。
• 妊婦さんの場合、接種前に胎児心音を確認します。
  ワクチン接種後、約30分間は待合室で安静にして頂き、その間もう一度胎児心音を確認します。
  母児に異常がないことを確認した後、お帰り頂きます。
• 授乳さんの場合、接種後約15分間は待合室で安静にして頂き、気分不快などがなければお帰り頂きます。

ワクチン接種後に、接種部位の疼痛、頭痛、発熱をきたすことがあります。
解熱消炎鎮痛剤として、妊婦さんはカロナール錠（アセトアミノフェン）、授乳婦さんはカロナールだけでなくロキソニン錠も服用可能です。
ご希望の方には、接種当日でも処方致しますので、ご相談下さい。