院長コラム

「メフィーゴパック」納品が可能に~令和5年12月17日現在~

当院にて一時中断していました「メフィーゴパック」の納品が可能となりました。
ただし、原則として当院では「メフィーゴパック」の在庫を置いていません。
人工妊娠中絶目的の初診の際、経口中絶薬のご希望があり、かつ適応があると我々が判断した場合にメーカーに発注することにしています。
また、人工中絶手術を行わざるを得ない状況に備えて、全員の方に術前血液検査(貧血や感染症など)を行っております。
その上で、「メフィーゴパック」納品後(妊娠9週0日まで)に改めてご来院頂き、1回目の薬剤を診察室で服用して頂きます。
その2日後(日・祝日を除く)の午前7時にご来院、2回目の薬剤服用となり、妊娠中絶が完了するまで病室でお過ごし頂きます。

入院中に子宮内容が排出され、肉眼的に妊娠組織が認められ、その後の内診・超音波検査で異常がみられなければ、ご退院となります。
ただし、同日午後5時頃になっても子宮内容が排出される兆候が見られなければ、原則として人工妊娠中絶手術(局所麻酔・MVA法)をさせて頂きます。手術1時間後の診察で問題なければ、ご退院頂けます。

尚、当院では人工妊娠中絶の処置(内服薬・手術を問わず)をされた方には、原則として低用量ピルなど避妊対応を行っております旨、ご承知おき下さい。