院長コラム
「玉川産婦人科医会」について
4月7日、「玉川産婦人科医会」という玉川エリアの産婦人科医グループの集会がありました。
今回のコラムは、私が会長を務めます「玉川産婦人科医会」の活動について、少しご報告致します。
「玉川産婦人科医会」とは
世田谷区の南1/4の玉川エリアで診療している産婦人科医の集団で、現在16施設、23名の会員がいます。
総合病院の医師、無痛分娩の経験豊富な先生、不妊治療のスペシャリスト、大学病院で教授をされていたレジェンドなど、多彩な先生方が集まって、切磋琢磨しながら地域医療の向上を目指しています。
「玉川産婦人科医会」活動の三本柱
(1) 会員同士の連携
私たちは産婦人科医の集団ですが、各施設の規模や専門性、医師としてのキャリアなど、会員一人ひとり異なっています。
そのため、お互いが情報交換し、顔の見える医療連携を充実させることは、地域の産婦人科医療の向上のためにも、とても重要です。
(2) 医師、看護師、助産師など多職種対象の勉強会・講習会の開催
産婦人科医だけでなく、内科や精神科など他科の先生方との合同勉強会や看護師・助産師・検査技師などコ・メディカルのスタッフを対象とした講演会・講習会を開催しています。
過去には、実践的で最新の知識・技術の習得のため、新生児蘇生法や母体救命救急の講習会、ホルモン剤や子宮がん検診に関する講習会などを開催して参りました。
(3) 水子慰霊祭
残念ながらこの世に生を受けることができなかった水子さんのご供養のため、年に1回、玉川エリアだけでなく、世田谷区の産婦人科医が集まり、慰霊祭を執り行っております。
これまで、下馬の西澄寺、九品仏の浄眞寺、深沢の医王寺でご供養させて頂いております。
私が玉川産婦人科医会の会長を務めさせて頂いて、今年8年目を迎えます。
今後は、医会の先生方と更に協力し、思春期から老年期の女性のヘルスケアに関する啓発活動などにも取り組んでいけたらと考えています。