院長コラム

  • 思春期女性の子宮内膜症対策

    子宮内膜症は月経困難症や慢性骨盤痛をきたす病気で、不妊症の原因にもなります。主に10代後半から発生し、性成熟女性の10%は罹患するといわれており、多くは20~30歳台で診断されます。もし、子宮内膜症が発生する前後に予防・早期治療ができれば、...

  • 「妊娠高血圧症候群」既往の方のその後の人生

    妊娠高血圧症候群(HDP)は妊娠時に高血圧を認める疾患で、全妊婦の5~10%が発症するといわれています。HDPには、高血圧のみみられる「妊娠高血圧」と、高血圧に蛋白尿などの腎障害が加わった「妊娠高血圧腎症」などがあります。HDPの本的な治療...

  • 「冷え」対策と漢方

    日本人女性の約7割が冷え症といわれています。現代女性は、ストレス・無理なダイエット・運動不足など、冷えやすい生活習慣へと変化した結果、60年前と比べると体温が約1℃も低下したといわれています。今回は、株式会社ツムラ発刊の冊子「冷え改善のスス...

  • 当院での鉄欠乏性貧血治療薬「フェインジェクト静注500mg」の使用法

    鉄欠乏性貧血は女性に多い貧血であり、軽症の場合は鉄剤の内服薬から治療を開始します。ただし、経口鉄剤は胃痛や便秘などの副作用が少なくないため、服薬の継続が困難な場合があります。また、出血が多い場合は、経口鉄剤では非効率なこともあります。このよ...

  • 月経・妊娠と喘息

    気管支喘息は、子供では女児よりも男児に多く、思春期以降は女性の方が多くなり、閉経を過ぎると男女差が縮小することが知られています。このことから、喘息の発症には、女性ホルモンであるエストロゲンが関係していると考えられています。今回は、「エストロ...