院長コラム

お待たせ致しました!メルスモン皮下注の回数制限を終了します!!

令和5年2月の「メルスモン注出荷制限」の影響で、しばらく注射の回数を「週1回」に制限させて頂いておりました。
しかしこの度、5月下旬に出荷制限が解除されるとの連絡が入りました。
それを受けて、令和5年6月3日(土)をもちまして、注射回数制限を終了致します。
6月5日(月)以降は、これまで通り週2~3回の注射が可能になります。
メルスモン注射の回数制限で辛い思いをされた皆様、申し訳ありませんでした。

 

プラセンタ注射剤の効能

更年期障害(更年期症候群)保険適応があるプラセンタ注射剤は、のぼせ・ほてり・冷え・肩こり・腰痛といった身体症状や、疲労感・不眠・いらいら感といった精神症状に有効です。
特に、疲労感や不眠に関しては、比較的早期に効果を実感される方が多い印象があります。

 

他剤との併用も可能

ホルモン補充療法、漢方療法をされている方でもメルスモン注射は可能です。また、エクオール(大豆イソフラボン)のサプリメントを飲まれている方も大丈夫です。
尚、乳がん術後にホルモン治療をされている方でもメルスモン注射は可能ですが、念のため乳腺科主治医の先生には、プラセンタ注射をする旨、一言お伝え下さい。

 

初めての方でもその日に注射が可能

これまで、更年期障害治療としてのプラセンタ注射に興味があるものの、未だ注射したことがない方は、この機会に是非ご検討下さい。
メルスモン注射薬について説明させて頂いた後、ご納得頂いた方にはその場で注射が可能です。
尚、当院では初回のみ、注射後15分間は待合室で様子をみさせて頂いております。

 

更年期障害治療の柱として、メルスモン注射は非常に重要と考えています。
更年期障害を「気持ちのせい」と思わずに、特に生活に支障をきたしている場合は是非婦人科を受診しましょう。
当院では、お一人おひとりの症状や体質などに合わせて、最善と思われる治療を提供して参ります。