院長コラム

“平成”最後のコラム

いよいよ2019年4月30日をもって、“平成”が終わります。皆様にとりまして、この平成はどのような時代であったでしょうか。
今回は、平成最後のコラムということで、当院の“平成時代”を簡単に振り返ってみました。

 

平成元年(1989年)

当院が開院22年目を迎えたこの年、時代は昭和から平成に移りました。出生数は減少を続けており、この年の合計特殊出生率は過去最低(当時)の1.57(それまでの最低は1966年丙午の1.58)を記録しました。
ちなみに、前院長の父が63歳、事務長の母が還暦、私は当時、山口大学医学部で学生生活を送っていました。

 

平成4年(1992年)

私は大学卒業後、慶応義塾大学医学部産婦人科学教室へ入局し、医師としての一歩を踏み出しました。大学病院での研修中でしたが、
当院の業務を少しずつ行なうようになりました。

 

平成9年(1997年)

開院30年目のこの年の10月、完全にリニューアルし、個人経営から医療法人となり、新たな出発となりました。また、師長が東京歯科大学付属市川総合病院から当院へ移り、スタッフも大幅に入れ替わりました。

 

平成12年(2000年)

ミレニアムのこの年、私は横浜のけいゆう病院から東京医療センターへ移るのと同時に、当院の副院長として、一部診療を受け持つようになりました。

 

平成14年(2002年)

東京医療センターを退職し、当院の院長業を父から引継ぎ、当院の診療と経営に専念することになりました。それに伴い、紙カルテから電子カルテに移行し、ホームページを開設しました。

 

平成23年(2011年)

3月11日の東日本大震災を契機に、太陽光パネルや蓄電システムの設置、非常食や防災グッズの備蓄の強化などを行い、防災関連にも更に力を入れる様になりました。

 

平成27年(2015年)

前院長の父が88歳で逝去。

 

平成29年(2017年)

師長をはじめ、堤式乳房マッサージ法認定者のスタッフによる「ふゆき乳房ケアハウス」開院しました。それまでも、母乳外来を院内で行なっていましたが、この年から永井小児科内科様、田辺薬局様の上の階をお借りして、母乳外来専用のスペースにて乳房ケアを行なうようになりました。

 

平成30年(2018年)

昭和43年7月1日に当院が開院し、この年ちょうど50年を迎えました。
また、情報発信の場として、この年の2月からブログ「院長コラム」を書くようになりました。

 

 

当院の平成30年、人も建物も全て変わりました。変わらないのは、この場所と「患者様、妊産婦様に良質な産婦人科医療を提供する」というミッションです。
2019年5月1日から始まる“令和”という新時代も、このミッションのもと、スタッフ一同、更に地域医療に尽力して参ります。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。