院長コラム

腟・外陰部レーザー治療「モナリザタッチ」のキャンペーンが間もなく終了

平成29年11月から施術を開始しました腟・外陰部レーザー治療「モナリザタッチ」も、今年の10月で1年を迎えます。
これまではキャンペーン期間として、アンケートにご協力頂くことを条件に、通常1回目80,000円、2回目70,000円、3日目60,000円としている施術料(消費税抜き)を一律50,000円(消費税抜き)とさせて頂いておりました。

お陰様で、これまで40件程施術させて頂いておりますが、「モナリザタッチ」導入2年目にあたる今年の11月以降、当初の設定料金で治療させて頂きたく存じます。
今回は、モナリザタッチについてその概略をお話致します。

 

 

腟・外陰部の老化

性成熟期はエストロゲンの影響などにより、膣・外陰部の水分やコラーゲンが十分にあります。しかし、加齢やエストロゲンの低下により、膣・外陰部の水分やコラーゲンが減少し、潤いが無くなり、外的刺激に弱くなります。

また、膣粘膜のグリコーゲンが減少し、膣内を酸性に保つ善玉菌(乳酸桿菌)が減少するため、腟内がアルカリ性に傾き、雑菌がはびこりやすい環境となります。

その結果、膣・外陰部の乾燥感、灼熱感、帯下増量、性交痛、排尿障害など、膣・外陰部萎縮症状という多くの不快な症状が出現します。

 

 

モナリザタッチの作用

モナリザタッチは、レーザーを腟壁、膣入口部の粘膜や大陰唇・会陰などの外陰部の皮膚に照射します。

すると、膣粘膜や外陰部の細胞が活性化され、コラーゲンは増加し、血流も増加します。

その結果、膣・外陰部に潤いが戻り、膣・外陰部萎縮症状といった不快な症状の軽快が期待できます。

 

 

モナリザタッチの効果

1回の施術でも、ある程度症状は軽快しまが、原則として月に1回、計3回の施術をお勧めします。
乾燥感、灼熱感、性交痛、排尿障、ゆるみといった膣萎縮症状が、3回の施術により施術前と比べて10~30%にまで軽快したとの報告があります。

当院でも、これまで施術を行った多く方々からは、3回の施術で症状が改善したとのご回答頂いています。

 

 

8月までに1回目を行えば、月に一回の施術であれば、キャンペーン期間内で3回施術頂く事が可能です(合計150,000円〈消費税別〉)。
しかい、9月以降に1回目の施術をされる場合は、3回目または2-3回目の施術が従来の料金でお願いすることになります。
膣・外陰部萎縮症状が気になる方は、是非一度ご相談下さい。