妊娠中の食事と母体体重|世田谷区の産科・婦人科

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院長コラム

妊娠中の食事と母体体重

出生時体重が2,500g未満の赤ちゃんを低出生体重児といい、最近増加傾向にあります。その理由の一つに、母体の妊娠中の体重増加が少ないことが指摘されています。
今回、日赤医療センターの先生が監修された大塚製薬作成の資料を参考に、妊娠中の食事と母体体重について情報提供致します。

 

 

妊娠中にどれくらい体重を増やしたらいいか

妊娠前の体型によって、出産までに増やす体重の目安が変わってきます。体格は、BMI(体重kg÷身長m÷身長m)で評価します。

○ BMI18.5未満のやせタイプ:9~12kg
○ BMI18.5~25.0の普通タイプ:7~12kg
○ BMI25.0以上のふくよかタイプ:5kg以内

以上を目安にして、担当医や助産師と相談して決めましょう。

 

 

体重コントロールのコツは

○ 食前など、同じ時間に体重計測する。
○ 毎日、食べたものをメモする。
○ 医師の許可があれば、適度に体を動かす。

この3つはすぐに取り組めると思いますので是非実践しましょう。

 

 

やせタイプ・普通タイプで体重が増えない妊婦さんは

毎日3食しっかり取ることが基本ですが、一度にあまり食べられない時やつわりの時は、少量ずつでもいいので食事の回数を増やしてみましょう。それでも体重が増えない時は、食事の内容・総カロリーを検討し、必要に応じて栄養バランスの良い間食で補うようにしましょう。

 

 

目安の体重以上にどんどん増えてしまう妊婦さんは

ゆっくり噛むことで、たくさん食べなくても満腹感を得ることができます。また、濃い味付けにするとご飯などの量が増えてしまうため、食事は薄味にしましょう。食事の内容・総カロリーを検討し、カロリーの過剰摂取がないか確認しましょう。

 

 

5大栄養素と食事の組み立て

○ 糖質:重要なエネルギーとして主食として摂取します。

○ 脂質:必要エネルギーの20~30%は脂質から摂取します。

○ タンパク質:肉・魚・大豆などバランスよく様々な食材から、主菜として摂取します。

○ ミネラル:カルシウムや鉄などのミネラルは赤ちゃんにとっても重要です。副菜だけでなく、牛乳・乳製品からも摂取することをお勧めします。

○ ビタミン:妊娠期に特に必要なビタミンは、葉酸などのビタミンB群です。副菜を一皿増やすなどして、しっかりと摂取しましょう。

 

 

マルチビタミンサプリやバランス栄養食によるサポート

日頃の食事から必要なカロリーや栄養素を摂取するように心掛けていても、ビタミンやミネラルは不足しがちです。そのため、妊娠期間通じてマルチビタミンアプリの摂取が勧められています。
また、体重が増えないことに悩んでいる妊婦さんには、バランス栄養食を上手に活用することをお勧めします。

 

 

当院では、胎児発育を促すために、葉酸などのビタミンB群やミネラルなどを含むマルチビタミンサプリメント「エレビット」をお勧めし、販売も行っています。
また、つわりの方や母体体重をアップしたい方には、1袋200kcalでビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質・糖質をバランスよく摂取できる「カロリーメイトゼリー」もご提案しています。
日々の食事が基本ですが、これらマルチビタミンサプリメントやバランス栄養食も上手に利用しましょう。

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