院長コラム

  • 片頭痛持ちの方に対する低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)の処方

    月経困難症の治療薬として、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)は非常に有用ですが、血栓症などの副作用に注意する必要があります。また、片頭痛は、それ自体が虚血性脳卒中のリスク因子であり、片頭痛持ちの方の中には、LEPを服用できない...

  • 細粒剤の漢方薬が苦手な方へ ~錠剤のある漢方薬~

    産婦人科領域では漢方薬を用いることが多いのですが、細粒剤タイプが苦手な方は少なくありません。実は「クラシエ薬品株式会社」の製品には、細粒剤だけでなく錠剤の漢方薬が20種類以上あります。今回は、当院で処方することが多い漢方薬の中で、錠剤タイプ...

  • 当院における新型コロナ感染“第6波”対策

    都内の新規感染者が2万人を越え、医療提供体制が逼迫した状態が続いています。今回は、当院における新型コロナ感染第6波の対策についてお伝えします。 全スタッフ新型コロナワクチン3回目接種終了医師、助産師、栄養士、受付スタッフ、清掃スタ...

  • 当院の手術に用いる麻酔法について

    一時、供給がストップしていました全身麻酔薬「プロポフォール」ですが、この度入荷できるようになりました。今回は、主に、妊娠12週未満の流産手術・人工妊娠中絶手術などに用いている麻酔法についてお伝え致します。 <局所麻酔:子宮頚...

  • 偽閉経療法薬の「レルミナ錠」が子宮内膜症の適応に

    これまで、子宮筋腫の治療薬として広く用いられていました「レルミナ錠」の効能・効果に、2021年12月24日、「子宮内膜症に基づく疼痛の改善」が追加されました。今回、子宮内膜症治療薬としての「レルミナ錠」について説明します。 子宮内...