院長コラム

母体救命研修会の参加報告

本日、日本母体救命システム普及協議会が主催するブラッシュアップセミナーに参加してきました。
3年前に「ベーシックコース・インストラクター」の認定を頂きましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、実際に若手の医師や助産師・看護師に指導する立場として、研修会に参加、あるいは研修会を開催することができなくなりました。
その間も、産科医として母体救命に必要な知識や手技が増えております。
今回ブラッシュアップセミナーに参加し、教科書的な知識をインプットするだけでなく、シミュレーションを通して“教わる立場”“指導する立場”の両方を経験することできました。
特に、「周産期心筋症」「分娩中の妊婦さんの脳出血」「妊娠中のA群溶連菌感染」に関しては、初めて知ることも多く、大変勉強になった研修会でした。
今後は、本日学んだ事を当院スタッフとも共有し、シミュレーションを繰り返し行うことよって、当院での分娩を予定されている皆様に対し、より良質な周産期医療を提供したいと考えております。
これからもスタッフ一同、レベルアップして参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。