院長コラム

新型コロナウイルス感染の第三波が到来!当院の感染症予防対策を継続します

11月11日、東京をはじめ、全国各地で新型コロナウイルスの新規感染者が再び増加していることを受け、日本医師会は「第3波に入った」との認識を示しました。
当院では一時、第二波が緩やかに減少していたため、都外への里帰り分娩や旅行をある程度認めておりました。
しかし、このたびの第三波の到来にあたり、改めて感染症予防対策を見直し、継続することに致しました。今回は、現時点での当院の感染症予防対策についてお伝えします。

 

ご主人の外来お付き添いの制限

待合室の三密を防ぐため、妊婦健診時などのご主人のお付き添いは、引き続きご遠慮下さい。
ただし、手術や他院への紹介などが必要な際、その説明をご主人も一緒にお聞きになりたい場合は、ご主人にご来院して頂けますのでご相談下さい。

 

ご家族の分娩立会い中止

分娩室の三密を防ぐため、引き続きご主人をはじめ、ご家族の分娩立会いはご遠慮頂きます。
ただし、分娩後母児ともに異常がない場合は、お母様の処置や清拭が終わりましたら、ご主人に限りマスク装着の上、15分程度を目安に分娩室で奥様と赤ちゃんとご面会頂く事が可能です。その場合は原則として、分娩後2時間以内にご面会にいらして頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

入院中のご面会の制限

ご入院中のご面会は、ご主人も含めてご遠慮頂いております。
ご退院のお迎えの際も、ご主人は待合室までとさせて頂き、お部屋にはお入りできない旨、ご了承下さい。
もし、入院中に受け渡しが必要な物品がございましたら、スタッフにお声かけ下さい。
ただし、計画分娩、陣痛・破水でご本人がご入院される際に、ご主人もご一緒にご来院することができましたら、方針や分娩の見通しをお伝えさせて頂きます。また、分娩進行中の母児の状況に関して、ご主人に説明が必要となった場合は、ご来院をお願いすることがございます。

 

都外への里帰り分娩・ご旅行の自粛要請

全国規模で感染が拡大しています。当院では原則として、東京都以外への里帰り分娩やご旅行はお控え頂くよう、自粛要請させて頂くことに致しました。
ご実家のご家族に育児をサポートして頂くため、里帰り分娩をせざるを得ない方もいらっしゃると思います。そのような場合は、できるだけ感染を防ぐ方法を検討しながら、柔軟に対応します。
ただし、帰省するかどうか迷われている方は、是非里帰り分娩はお控え頂きますよう、宜しくお願い致します。

 

更なる新型コロナウイルス感染拡大はもちろん、インフルエンザウイルス感染の流行に注意が必要な季節になりました。
そのため当院では、引き続き感染症対策を継続することに致します。
ご主人の分娩立ち合いやご面会ができないため、皆様にご不便をおかけし、また寂しいお気持ちにさせてしまうことは大変心苦しいですが、スタッフ一同、より一層力を入れて皆様をサポートさせて頂く所存です。
引き続きご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。