院長コラム

当院スタッフの新型コロナワクチン接種2回目終了 ~ご主人の分娩立ち合い再開へ~

令和3年6月8日時点で、ほとんどの当院スタッフが新型コロナワクチン2回の接種を終了し、予防効果が出始める接種後2週間が経過しました。
以前、1回目のワクチン接種終了後、接種の流れや副作用についてお伝えしました。
今回は2回目終了後に私やスタッフにみられた症状についてお伝えします。
さらに、この度ご主人の分娩立ち合いを再開しましたので、ご案内致します。

 

1回目より2回目の接種後の副作用の方が強い傾向

1回目より2回目の方が、接種後の副作用が強く長引く傾向がありました。
ただし、1回目は疼痛を認めたものの、2回目はほとんど副作用がなかったというスタッフもおります。
副作用の出方には個人差が大きい様ですが、いずれにせよ日常生活や業務に支障きたすことはほとんどなく、2-3日以内に多くの症状は消失しました。

 

主な症状は接種部の疼痛・発熱・悪寒・倦怠感

主な症状は穿刺部位の腫脹や疼痛、37.0~38.5度の発熱、悪寒や倦怠感などでした。
中には、腋窩のリンパ節腫脹(鶏卵大)、息切れ、顔の湿疹を認めたスタッフもいました。
私は、1回目の接種後は、接種部の疼痛を2-3日認めただけでしたが、2回目の接種後は、疼痛も強めで、翌日には頭痛、悪寒が認められました。
ただし、診療や生活に支障きたすことがなく、3日後にはすべての症状がかなり軽快しました。
これらはあくまでも当院スタッフの例ではありますが、これから接種される方のご参考になればと思います。

 

ご主人の分娩立ち合いを再開

令和3年6月7日、緊急事態宣言中ではありますが、当院のスタッフ全員がコロナワクチン2回目の接種から2週間経過したことを受けて、ご主人の分娩立ち合いを再開しました。
新型コロナウイルス感染拡大により、これまで多くの方のご希望にそえず、申し訳ございませんでした。
今後、立ち合い分娩をご希望の方には、分娩時および処置後の約30分間、ご主人とお過ごし頂きたいと思います。

 

現在、母親学級、入院中の面会、妊婦健診の付き添いなどは、引き続き休止させて頂いております。
しかし、7月からはマタニティーヨガの再開も予定しております。
今後、感染状況の変化によっては、新型コロナウイルス感染予防を行いつつ、随時制限を解除していこうと考えております。