院長コラム

玉川産婦人科医会主催の「母体救命講習会」報告

私が所属しています玉川産婦人科医会では、年に一回地域の分娩取り扱い施設の産科医、麻酔科医、助産師、看護師などを対象に、母体救命の講習会を開催しています。
先日も日産厚生会玉川病院の会議室をお借りし、午前・午後それぞれ18名ずつの受講者に対して、昭和大学病院、日赤医療センター、久我山病院、東京マザーズクリニックの産科医・麻酔科医・救命救急医・助産師の先生方にインストラクターをお願いし、実践的にご指導頂きました。
内容は、まず胸骨圧迫・AEDなどの心肺蘇生法や、母体の心臓エコー、神経学的評価法など「救命スキル」をトレーニングしました。
その後、実際の分娩時に経験することがある「分娩時出血」「抗生剤によるショック」「高血圧に伴う脳出血」など多くのシナリオについて、より実践に近い形で受講者に体験して頂きました。
シナリオの最後には、インストラクターと受講者の皆さんとがディスカッションをすることで行動を振り返り、新しい知識を学んで頂きました。
私も、インストラクターの一人として携わりましたが、経験豊富な他のインストラクターの方からのお話や、受講者の方々への実践的な指導を通じて、私自身とても大きな学びがありました。
今回の講習会での学びを是非当院のスタッフと共有し、当院の産科診療のレベルアップに繋げて参ります。
同時に、玉川産婦人科医会として、地域の皆さんに安心して頂ける産婦人科医療の発展に貢献したいと考えております。