院長コラム

令和4年4月以降にお産された方の「入院日数の延長」について

令和4年3月まで、分娩後の入院日数(分娩日含む)を初産婦さんは6日間、経産婦さんは5日間としておりました。
この度、より産後ケアを充実させるため、初産婦さん、経産婦さん共に1日ずつ入院期間を延長することに致しました。つまり、

初産婦さん 7日間(分娩日を0日目として6日目のご退院)

経産婦さん 6日間(分娩日を0日目として5日目のご退院)

と致します。

入院日数延長の主な理由は、

①入院期間が短いと乳房管理の指導が不十分になりがちで、退院後母乳トラブルに悩まれる方がいらっしゃること。

②分娩後に十分な休息をとることは母子にとって大切であり、特に分娩時出血が多く産後貧血になられた方は、少しでも長く入院管理することが必要であること。

③新生児黄疸に対して光線療法を行った際、治療終了24時間後にリバウンドチェックをする必要がありますが、タイミングによっては退院翌日に再度ご来院しなければならないケースがあること。

の3つが挙げられます。

ただし、母子の経過が順調であり、ご家族のためにどうしても早めにご退院されたい方は、旧来の入院日数を検討致しますので、ご相談下さい。
尚、入院日数の変更に伴い、入院費用も変更になる旨、ご了承下さい。

新年度を迎え、スタッフ一同、お母さんと赤ちゃんにとって更に良質の産後ケアを目指して参りますので、ご理解の程、何卒宜しくお願い申し上げます。