院長コラム
中高年女性への運動のススメ
10月の第二月曜日は「スポーツの日」であり、各地で運動に関連した様々なイベントが行われます。
運動には心身に対して様々なメリットがありますが、特に中高年女性にとっては、更年期障害の改善・骨密度アップ・骨折予防・動脈硬化予防など多くの恩恵が期待できます。
今回は、「臨床婦人科産科 2025年1・2月号」を参考に、運動の効用について情報共有致します。
〇こまめに体を動かしましょう
歩行または同等以上の身体活動を1日60分以上、歩数でいえば1日約8,000歩以上を目安にして行う事が推奨されています。
とはいえ、忙しい日々の中て60分を確保する事自体難しい方も多いと思われます。
通勤やお買い物の際、一駅分歩いたり、少し遠回りして散歩してみるなど、日常生活の中でこまめに体を動かすように心掛けるようにしましょう。
〇運動習慣を心掛けましょう
息が弾み汗をかく程度以上の運動を週60分以上が推奨されており、特に、筋力トレーニング(負荷をかけて筋力を向上させる運動)を週2~3回が良いようです。
一回20~30分のウェイトトレーニング・自重でのスクワットなど筋トレを行う日を週2~3回程、予定表に書き込んでしまいましょう。
筋肉や骨の減少を食い止めてアップさせるためには、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動に加えて、できる範囲で筋トレを行う事をお勧めします。
〇座りっぱなしを避けましょう
現代人は、テレビやパソコン、スマホ、テレビゲームなど、仕事でもプライベートでも座っている時間が長くなっていると言われています。
座位の時間が多いと、血行不良、筋肉や骨への刺激不足、消費カロリーの低下などを招き、健康低下に繋がります。
座り仕事が多い方でも、定期的に立って少し歩く習慣を取り入れる事をお勧めします。
中高年女性が運動を始めるときは、無理して怪我をしないようにし、続けることを目指しましょう。
現実的にできる事から始めて、少しずつ強度や量を増やしたり、その日の体調によって調節することをお勧めします。
「継続は力なり」昔から言い伝えられてきたこの言葉は、中高年女性の健康維持・増進にとっても非常に大切です。