院長コラム

ゴールデンウィーク明けの“新型コロナウイルス感染拡大”に備えて、3回目のワクチン接種を

いよいよ、4月29日から令和4年のゴールデンウィーク(GW)が始まります。
現在、東京では新型コロナウイルス新規感染者の数はゆっくり減少しています。
しかし、今年のGWは昨年とは異なり、国も特別に対応策を講じていないため、国内旅行などで人の流れがかなり激しくなることが予想されます。
その結果、減少している新規感染者が、GW明けに再び急増することも考えられます。現に、北海道や九州では、すでに増加に転じている所もあるようです。

 

妊婦さん、授乳婦さんは是非3回目のワクチン接種を

GW期間中に旅行を計画されている妊婦さん、授乳婦さんは、すでに3回目のワクチンを接種し、感染予防対策をされている方も多いかと思います。
一方で、GWはゆっくり自宅で過ごすご予定の方の中には、人混みに行かないのでワクチン接種は必要ない、とお考えの方も少なくないかもしれません。
ワクチンを接種してから、抗体が上昇し効果を発揮するには、約2週間はかかるといわれています。
ご旅行に行かれる方だけでなく、外出を控えている方であっても、GW明けの感染急拡大に備えて、是非3回目のワクチン接種をご検討下さい。

 

当院では木曜日・土曜日の午後にワクチン接種可能です(要電話予約)

原則として、当院で妊婦健診中の妊婦さん、あるいは当院を受診されたことがある妊婦さん、授乳婦さんを対象に、木曜日・土曜日の午後2:10より“新型コロナワクチン接種枠”を設けております。
接種をご希望の方は、当院診療時間内にお電話でご予約下さい。

 

ワクチン接種は感染予防の大きな柱ですが、100%防ぐことはできません。
マスクを着用し、手洗いを励行し、3密を避けるといった“基本的な予防対策”は必須です。
GW中は開放的な気持ちになりますが、くれぐれも油断をされないよう、予防対策に心がけましょう。