院長コラム

「不眠かな?」と思ったら、生活習慣の見直しを

不眠には、入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・再入眠困難といった症状があり、翌朝の学業や仕事、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
婦人科外来にも、特に更年期症状の一つとして訴えられる中高年女性の方も多くいらっしゃいます。
今回は、「臨床婦人科産科 2026年3月号」を参考に、睡眠の質を改善する生活習慣について、情報共有致します。

  • 一日のリズムを整える
    ・毎日同じ時間に起床し、太陽の光を浴びる
    ・昼寝は、午後3時までに20∼30分程度に留める
    ・就寝2∼3時間前にぬるめのお湯で入浴する
    ・就寝1∼2時間はテレビ・パソコン・スマホなどを避ける
  • 嗜好品に注意する
    ・就寝前4時間のカフェインの摂取を避ける
    ・寝酒をしない
    ・就寝前に温かい飲み物を飲む
  • 睡眠にこだわり過ぎない
    ・睡眠時間、不眠になる原因について考え過ぎない
    ・夜中に目が覚めても、時刻を確認しない

可能であれば、就寝環境(明るさ、音、温度、湿度など)を快適に調整することも有効です。
これらの生活習慣を改善しても、不眠により生活の質が低下するならば、薬物療法を検討する必要があります。
月経周期に伴う不眠や、更年期障害としての不眠の場合は、婦人科受診もお勧めします。