院長コラム
高校1年生でHPVワクチンを1回も受けたことがない方へ
ほとんどの子宮頚がんは、発がん性の高いヒトパピローマウイルス(ハイリスクHPV)が子宮頚部に感染することが原因です。
ハイリスクHPVには約14種類のタイプがありますが、特に悪性度の高い7つのタイプについては、HPVワクチン接種で予防することができます。
現在主流になっている9価ワクチン「ジルガード9」は、子宮頚がんの原因となる7つのタイプのハイリスクHPVと、尖圭コンジローマ(厄介な性感染症)の原因となる2つのタイプのローリスクHPVの、合わせて9つのHPVタイプに有効なワクチンです。
このワクチンを合計3回(14歳までに1回接種した方は合計2回)接種することで、子宮頚がんになるリスクが約9割低下すると言われています。
わが国では、小学校6年生~高校1年生相当の女子は無料で接種することができますが、高校二年生相当以上になってしまうと自費で3~4万円(一回につき)必要になります。
標準的なHPV接種間隔は、初回接種から2か月後に2回目、2回目の接種から4か月後に3回目の接種となります。
つまり、現在高校1年生相当の女子が3回とも無料で接種するためには、2026年(令和8年)3月中に3回目の接種が必要で、そのためには2025年(令和7年)9月中に1回目の接種を終わらせないといけません。
本日は9月25日ですので、事実上あと4日間(26日金曜日、27日土曜日、29日月曜日、30日火曜日)です。予約が必要な施設であれば、更に猶予期間は短くなります。
3回で10万円相当のHPVワクチンを無料で接種したい高校1年生の女子は、早めの決断をお勧めします。