院長コラム

食生活と睡眠リズム

現代の日本人は、あまり質の高い睡眠がとれていないと言われています。
ただし、生活習慣、特に食生活の習慣を改善するだけで、睡眠の質を上げることができるそうです。
今回は、「よぼう医学 2025年夏号」の記事を参考に、食生活と睡眠リズムについて、情報共有したいと思います。

ポイント1 朝食をしっかり食べる
朝食は、眠りと覚醒のリズムを整えるスイッチの一つと言われています。
そのため、朝食を抜くと、体内時計が後ろにずれてしまい、夜の寝つきが悪くなったり、睡眠が浅くなってしまう事があるようです、
また、朝食を食べないと、「ぐっすり眠れた感」も低くなるそうです。
一日のスタートには、是非朝食を摂る様にしましょう。

ポイント2 夜遅くに食べ過ぎない
就寝直前の食事は、体内時計を後ろにずらすため、翌朝の眠気やだるさの原因になる可能性があります。
また、肥満、糖尿病、睡眠時無呼吸症候群などのリスクを高める事も知られています。
仕事柄、どうしても夜遅く食事を召し上がる方は、夕方に軽めの主食、帰宅後に軽めの副菜を摂る、といった分食が勧められています。

ポイント3 塩分・カフェインは控えめに
日中、塩分の多い食事を食べてしまうと、余分な塩分を夜間に排出しようとするため、夜間頻尿となり、睡眠が妨げられます。
また、夕方以降にカフェインを摂取すると、寝つきが悪くなったり、夜間に目を覚ましてしまうこともあります。
そのため、日頃から減塩食に心掛け、午後からはカフェイン入り飲料水(コーヒー、お茶、エナジードリンクなど)を控えるようにしましょう。

食生活が乱れると睡眠の質が低下し、良質な睡眠がとれないと食生活にも悪影響を及ぼします。
まず、睡眠の質を上げるためには、栄養バランスのとれた食生活を心掛ける事が大切です。
その上で、適切な時間に適切な量を摂るようにしましょう。