院長コラム

小学6年生から高校1年生相当の女子の皆さんへ

~夏休みのHPVワクチン接種のススメ~

令和8年の夏休みも近づいてきましたが、小学校6年~高校1年相当の女子の方には、この時期に是非お考え頂きたい事があります。

子宮の入り口(頚部)に発生するがん(子宮頚がん)は、約200種類あるヒトパピローマウイルス(HPV)の中でも、発がん性の高いハイリスクHPVの感染が原因です。
もし、ハイリスクHPVの感染前にHPVワクチン(9価)を接種すると、約90%がんを防ぐことができます。

特に小学6年生から高校1年生相当の女子は、無料で接種することができます。
ちなみに、一回目の接種が14歳までの方は、6か月後に2回目を接種して頂く事で終了となります。
一方、一回目の接種が15歳以降の方は、2か月後に2回目、2回目から4か月後に3回目の接種、つまり6か月間で合計3回の接種が必要になります。

尚、HPVワクチンは、子宮頚がん以外にも、尖圭コンジローマという厄介な性感染症の予防も期待できます。

保護者の方とご相談の上、夏休みをご利用して、婦人科を受診される事をお勧めします。
特に、現在高校一年生の方は、9月が一回目の接種のタイムリミットです(標準の接種間隔で、3回とも無料接種ご希望の場合)。
将来のご自身のために、是非ご検討下さい。