院長コラム
夏の疲労が抜けない方へのお勧め3選
8月もそろそろ終わりに近づいてきました。
猛暑に台風、ゲリラ豪雨と、皆さんこの夏も大変であったと思います。
ただし、9月に入っても暑い日が続く事が予想されます。
そこで今回は、夏の疲労を回復するため、当院お勧めの3選をお伝えします。
夏やせ・夏バテには「補中益気湯」「清暑益気湯」
漢方の考え方として、疲労感や倦怠感の回復には“気”を補う事が有用との事です。
気を補う漢方薬を補気剤と言いますが、代表的な補気剤である「補中益気湯」は夏やせに保険適応があるため、特にこの季節の疲れに適した補気剤と言えます。
尚、補中益気湯でも効果が不良な場合は、より夏バテに有効な「清暑益気湯」を処方する事もあります。
更年期障害がある方は「メルスモン(プラセンタ)注射」
更年期障害には様々な症状がありますが、疲労感もその一つです。
エストロゲンという女性ホルモンの低下が更年期障害の主因であり、その治療としてホルモン補充療法(HRT)が主流ですが、HRTを行っても疲労感が改善しないケースも少なくありません。
その様な方には漢方薬を使用する事もありますが、人の胎盤由来のプラセンタ(メルスモン)の皮下注射が有効な方もいらっしゃいます。メルスモン注は更年期障害に対して保険適用がありますので、特に60歳までの更年期女性にお勧めです。
体から成分が抜ける期間が短いため、週2〜3回注射頂くことが理想ですが、ご来院できる時に立ち寄って、時々注射して頂くだけでも効果が期待できます。
ちなみに、当院スタッフの中には、メルスモンを注射して、夏を乗り切っている者もいます。
保険診療で疲労感が残れば「ビタミンカクテル点滴」も
漢方薬やメルスモン注射でも疲労感が改善しない場合は、自由診療になりますが、「ビタミンカクテル点滴」をお薦めします。
100mlの生理食塩水に各種ビタミンB群、ビタミンC、肝臓を保護する薬剤などを入れて、30分程度で点滴します。その間、ベッドでゆっくりお休み頂けますので、リフレッシュにもなります。
自費にはなりますが(点滴のみの場合1回10,000円~)ここぞという時に、月1回でも点滴して頂ければと思います。
夏バテを放っておくと、秋以降の生活の質も落ちてしまいます。
もちろん、良質な睡眠、バランスの取れた食事、適切な運動といった生活習慣の改善は必要です。
それでも夏バテが残る方は、是非一度ご相談にいらして下さい。