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院長コラム

国がHPVワクチン積極的勧奨“再開”へ

令和3年11月12日の厚生科学審議会で、「HPVワクチン積極的勧奨の差し控え」を終了する、との結論が出されました。
これまでも世田谷区においては、事実上HPVワクチンを勧奨していましたが、国として「積極的HPVワクチンの勧奨」へ舵を切ったことは、大変重要であると思います。

 

HPVワクチンは子宮頚がんや尖圭コンジローマの予防に有用

HPV(ヒトパピローマウイルス)の性行為感染は、がんなどの様々な疾患を引き起こすことが知られています。
HPVには多くのタイプが存在し、特に悪性度の高いハイリスクタイプの16型、18型は、子宮頚がんの原因のツートップです。
また、がんではありませんが、尖圭コンジローマという厄介な性感染症も、6型、11型という2つのタイプのHPVが原因です。
これら合計4つの型に対応したHPVワクチン(4価ワクチン)を接種することで、子宮頚がんや尖圭コンジローマになるリスクが低下します。

 

高校1年生相当の女子は(世田谷区は今年度高校2年生相当の女子も)11月中に一回目の接種を

現在、高校1年生相当の方は、令和4年3月で定期接種の期限を迎えます。接種は3回必要であり、令和3年11月(1回目)、12月(2回目)、令和4年3月(3回目)であれば無料で接種できます。もちろん、その後も自費になりますが、接種可能です。
また、世田谷区の場合、令和2年度に高校1年生相当であった女子、つまり令和3年度現在高校2年生相当の女子は、新型コロナ感染拡大に伴う特別措置により、令和4年3月まで無料で接種できます。早めに世田谷区へお問い合わせ下さい。
尚、当院では定期接種として、4価ワクチン「ガーダシル」を推奨しています。

 

高校3年生相当の年齢以上の方にとりましても、今回の国の方針転換は重要です。
定期接種の対象(無料)ではありませんが、性交未経験者はもちろん、特に26歳までの女性に対して、自費にはなりますがHPVワクチン接種をお勧めします。
当院では「ガーダシル(4価)」(3回で約54,000円)、または「シルガード9(9価)」(3回で約108,000円)を準備しておりますので、ご検討下さい。

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