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院長コラム

令和3年度「一次救命処置院内訓練」の報告

当院では年に一回、全スタッフを対象とした一次救命処置院内訓練を行っています。
特に、受付スタッフ、栄養士スタッフ、清掃スタッフは救命処置に慣れていないため、繰り返し行っております。今回、「令和3年度一次救命処置院内訓練」を行いましたので、報告させて頂きます。

 

  1. 安全確認

屋外で救命処置を行う場合は、まず救助者自身の安全を確保します。車の往来などを目視し、近寄ってもいいかを確認します。
医療従事者であっても忘れがちなので、スタッフ皆で共有しました。

 

  1. 意識の確認

傷病者の鎖骨あたりを手でたたきながら、「大丈夫ですか?」と大きな声で呼びかけます。反応がなければ意識なしと判断します。

 

  1. 応援を呼ぶ

大声で応援を呼び、救急車の要請と、AEDの手配をお願します。その際、お願いする方に対して、手で指し示しながら伝えると、誤解を招きづらいようです。

 

  1. 呼吸の確認

傷病者の鼻に頬を近付け、胸の動きを観察します。はっきりした呼吸が認められなければ、10秒以内に「呼吸なし」と判断し、直ちに心肺蘇生を行います。

 

  1. 胸骨圧迫+人工呼吸

心肺蘇生は胸骨圧迫から開始します。胸骨圧迫のポイントは、胸骨の下半分を胸が約5cm沈む深さで(6cmを超えない)、1分間に100~120回のテンポで行うことです。また、圧迫解除の際は、完全に胸が元の位置に戻ることも大切です。
人工呼吸を行う際は、胸骨圧迫と人工呼吸の比率を30:2とし、胸骨圧迫の中断時間を10秒以内とします。
尚、人工呼吸は必ずしも必要ないようですが、当院では医療職以外スタッフにもの
スタッフにも人工呼吸の指導を行っています。

 

  1. AED

AEDが到着したら電源を入れ、音声ガイダンスに従って電極パッドを右前胸部と左側胸部に貼付します。その間も胸骨圧迫は継続します。
AEDによる心電図解析が開始されたら、傷病者に触れないようにし、電気ショックが必要であると音声が流れたら、指示に従ってショックボタンを押します。

以上のAEDと心肺蘇生は、救急隊に引き継ぐまで繰り返し継続します。

 

これからも当院では、通常の一時救命処置だけでなく、妊産婦さんや新生児の救命処置についても、定期的に院内訓練を続けて参ります。

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