院長コラム

  • 2024年の年頭にあたって

    新年おめでとうございます。皆様、いかがお過ごしでしょうか。令和6年最初のコラムは、当院が今年特に力を入れていきたい“診療の柱”についてお伝え致します。産後ケア入院令和5年から開始致しました「産後ケア入院」ですが、現時点ではご利用された方はま...

  • 2023年を振り返って

    今年5月、新型コロナウイルスの5類感染症への移行に伴い、当院での陣痛時のご主人の付き添い、分娩時のご家族の立ち合いなど、段階的に制限を解除して参りました。また、4月には、9価のHPVワクチンの「シルガード9」が定期接種の対象となり、今ではH...

  • 当院でのOC・LEP投与間隔

    避妊目的の経口避妊薬(OC)、月経困難症の治療薬である低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)は、初経後から50歳までの女性に使用することができます。ただし、頻度は少ない(1万人に1.5人程度)とはいえ、エストロゲンの作用により、O...

  • 国立成育医療研究センターとの連携

    世田谷区大蔵にあります「国立成育医療研究センター(以下成育医療センター)」は、胎児期から新生児期・乳児期・学童期・思春期・成人期に至るまでの成育医療に関して、我が国随一の高度医療機関です。と同時に、地域医療にも丁寧に寄り添って頂ける、とても...

  • ホルモン補充療法(HRT)の投与方法

    更年期に入り女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、のぼせ、ほてり、いらいら、抑うつなどの更年期障害がみられることがあります。また、閉経後、数年経過すると骨粗しょう症や動脈硬化などのリスクが増加します。そのため、これらの治療や予防に対し...